利用者の皆様から寄せられる疑問に答える形で、医療生協について紹介いたします。
医療生協には、誰でも加入することができます。「丈夫で長生きしたい」「いざというとき安心したい」という要求や願いは誰もがもっています。それを実現するために、みんなの知恵と力とこころを寄せ合って努力します。
医療生協に加入するには、生協が病院・診療所などの事業所を運営するのに必要な出資金をだし、組合員としてみんなと一緒に活動をするという「こころ」をもっていれば大丈夫です。
出資金(詳細を後述)は、病院・診療所といった施設の拡充などに充てられます。そして、出資証・組合員証を受け取ります。病院・診療所を利用する時は、この組合員証を提示して利用します。また、医療生協へは、例えば、○○商店とか○○株式会社など団体や組織で加入することはできません。1人の個人として加入します。
どの団体でも、加入する時、入会金を支払います。生協に加入する時は、「出資金」を支払います。生協法では、「組合員は出資一口以上を有しなければならない」と出資は組合員の義務としています。
出資金は入会金のようなものでしょうか。生協が他のサークルや住民団体と違う点は、事業活動を行っているということです。医療生協の事業は病院診療所などをつくり、組合員が利用します。この事業活動をおこなうための「元手(もとで)」が出資金です。出資金は、安心して利用できる組合員のための事業所運営のために、その施設の建設や拡大、医療機器の充実にと活用されます。
生協の出資金に似ているものに株式会社の株があります。株は、買った株に対する配当を期待して投資します。しかし、生協の出資金は配当を期待して購入することではありません。生協が行っている事業の利用と施設の拡充をするために、出資するものです。「健康な生活を送りたい」という願いを集めることが出資金をふやす取り組みです。1人5万円以上を目標に呼びかけています。
また、出資金は生協を脱退する時には全額返済されます。
生協は、加入や脱退の自由を「生協法」という法律で定めています。 生協の定款で定めた地域に住んでいる人か、職場を持っている人ならば誰でも加入することができます。加入したら、その家族も病院や診療所などの事業所を利用できます。
脱退も本人の意思で自由にできます。しかし、脱退の場合、出資金の返済が必要ですので、90日の予告期間をもって、年度末(多くは3月)に脱退できると生協法で定めています。
もし、脱退の申し出を受けたときには、生協の本部で必要な手続きをして下さい。
「班」は、ご近所の組合員や親しい仲間の組合員が数人以上集まる場のことです。気軽に集まって班会を開きます。
これらのとりくみを通じて交流したり、くらしの知恵を持ち寄ったりして、日頃少なくなってきている人々のむすびつき・くらしの協同を取り戻す場となっています。
地域の人々が健康・医療・介護とくらしにかかわる要求を持ち寄り、その実現や解決のために…